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円形卓球

この円形卓球は、山口県の中学校の金子吉歳先生の発案によるもので、三英商会との共同開発で、昭和60年6月から本格的な発売をしました。従来の四角い卓球台の概念をまったく新しく変えたもので、プレーのしかたも普通の卓球台のシングル・ダブルスの2つに加えて、3人制やネットの張り方の変化によって強い人にハンディを与えるハンディキャップ制など様々な遊び方があります。

1

円形卓球台

2人で天板を持って左右に開きます。中央の穴の中にセンターポストを入れます。(直径240cm、高さ76cm、内側二つ折り・キャスター付き)

2

ネット

4枚のネットを、台の中心から角度を変えて張ることができるので、強い人はコートの分担を広くし、弱い人はコートの分担を狭くすることによって、簡単にハンディをつけることができます。また、3人のときは、ネットを1つはずし、台を3等分することによって3人制を楽しむことができます。

3

ラケット

卓球用のラケットまたは専用のデカラケットを使用します。

4

ボール

卓球用のボールまたはカラーラージボール(これによってボールのスピードを緩め、打ちやすくする)を使用します。

円形卓球台には、次の5通りがあります。
1

シングルス

4人が4つのコートにそれぞれ別れて前左右に打・返球します。

2

ダブルス

2人1組みでペアをつくり相手ペアと競技します。

3

3人制

ネットを移動して3つのコートをつくり3人で競技します。

4

2人制

対向する相手と競技します。

5

ハンディ制

年齢や体力に応じてコートの広さを変えて競技します。

1 サービスは必ず対向する相手のコートにします。
2 スマッシュは対向する相手のみに許されます。
3 勝敗は減点法で1ポイント失うと-1点となり、-10点でセット終了になります。
4 自分のコートの右または左のネットに接触、または越えて打返球することはできません。(タッチネット・オーバーネットの反対側になり失点になります)
5 4人以上のときは入れ代え制で行い、まずジャンケンで順番を決め、左回りコートを選びます。4番目の者が最初のサービス権を得て、順次、失点者に移行します。4番目の者が失点したときはプレーする権利を失い、5番目の者と交代します。1番目の者が失点したときは2番目と、2番目のときは3番目と、3番目のときは4番目と交代します。

シングルス

1 トスで順番を決め、順次好きなコートを選びます。(4番目の者が最初のサービス権を得ます)
2 サービス権は、順次失点者(-1ポイント)に移行します。
3 次のような時、失点(-1ポイント)となります。
共通事項に関する違反が生じたとき。
打・返球が相手コートに入らなかったとき。
故意に正常なゲームを妨害したとき。

ダブルス

1 2人1組みで競技します。
2 トスでコートを選びます。コートはダブルスペアが隣り合わせのコートに入ります。
3 サービス権は、最初はトスで負けた方に与えられ、以後は失点側(-1ポイント)に移行します。
4 ぺア内でのサービスは、交互に行います。
5 失点は、シングルスに準じます。
(1) 1 対向する相手に打ち返します。
2 いったん味方ペアにあずけた後、味方ペアは対向する相手に打ち返します。
(2) 1 いったん味方ペアにあずけた後、打ちやすい球を返球してもらい、対向する相手に打ち返します。
2 コートチェンジはセット終了後に行い、以後の最初のサーブ権は前セットの敗者側にあります。(敗者側ペアのどちらがサービスしてもよい)
3 敵・味方ともに自分のコートに入った球以外は、手を出すことができません。

3人制

コートを3等分に区分してプレーします。コートの広さを変えハンディをつけて楽しむこともできます。
2人制 2人で一般の卓球と同じようにプレーします。斜線部分の面積の増減によってハンディをつけて、選手の技量や体力に合わせた楽しみ方もできます。
ハンディ制 ハンディキャップをつけてプレーします。この場合、強者と弱者がペアを組んでダブルスのルールに従ってプレーすると、より楽しいゲームができます。

その他の

ゲーム

球を2個使用して、対向する相手とのみプレーします。この場合も、他と同じようにコートの面積の増減によって、ハンディをつけて楽しむこともできます。

円形卓球の

特徴

1 ラージボールを使用すると、ボールのスピードが遅くなり、スマッシュが拾いやすくなります。
2 正面からきたボールを左右・真横に打つことがあるので、強打よりもラケットの面の角度を正確に保つことが必要となります。
3 ネット際のプレーでは、隣の者と接触しやすいので、相手のプレーを妨害しないように注意しなければなりません。
4 ダブルスでは、隣の味方のプレーヤーに必ずパスをしなければならないので、打ちやすいボールを打つことが大切なポイントになります。